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痛みの話

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アシスタントと話してて、一番痛かったことを考えてみた。
やっぱり、巨大子宮筋腫を取る前に、尿管を造影させるために入れたステント(プラスチックの管。下手な絵だが参照してちょうだい)。手術の前日に入れられて、翌日まで丸一日入ってたんだが、ずーっと痛い。あまりの痛さにゲロ吐いたくらい。
 血尿出っぱなしで、目がうつろになるほど痛かった。
 夜も眠れず、トイレに住み着きたいくらいで。トイレのタイル壁の冷たさが嬉しくて、夜中にトイレにたたずんでいたら、巡回の看護師に見つかって病室に連れ戻された。
 血尿も、本当に血が出るだけで、酷い膀胱炎と感覚は似てる。
 つまり、何度も何度もトイレに行きたくなるのね。
 苦しくて、とにかく手術終われば取って貰えるし、必要なことだからと我慢してたわけで。
 おかげで切除手術後の痛みなんて、全然OK.
 同室の人たちに、「術日の夜なんて誰でもうんうんうなって大変なのに、貴方は静かでびっくりしたわ」と感心されたくらい。
 うなって痛みが減るもんでも無し、他の人の睡眠妨げないように、タオル噛んでただけだけど。トイレの壁に懐いてたのだって、出たり入ったりで周りを起こすのがイヤだったのね。
 もう、二度と尿管にステントなんて入れたくない。
 ま、全ては自業自得な事から始まってるんだけど。
 というのも、造影剤点滴によるX線撮影を先にしたんだが、子宮がデカくなりすぎて全てを圧迫。造影剤がその場に居られずに写真に写らなかったのだ。