松田龍平、安藤政明の日本映画。
もちろんホモネタ。
ついでに、のっけから薔薇族映画かと思うような始まり方をする。
どこかの南の島の慣習が、少年が大人になるための儀式は父親以外の尊敬できる男を指名し、その男の精を飲むという……。
フェラの画面は出てこないが、半裸の男が踊ってるイメージ画面とか、何だかヤバいぞこれって感じで。
別にエロじゃないんだけど、薔薇族って感じなのね。
で、場面一転、とある刑務所における殺人事件と、その真犯人を名乗るとてもじゃないが犯人じゃないだろう?な男、周辺の怪しい人物たちの様子とか、二段返しで刑事が調べ、追いつめていく。
殺されるのが安藤。殺したと主張するのが松田。
二人は妙に仲良くて。
でも、噂では安藤扮する香島(うろ覚え)は、別の少年をアンコにしてたらしい。松田は、「何故僕にしないの?」と思っちゃってて。
憧れが高じて、とにかく何の役にでも立ちたいとの一審のようだ。
全編通して何だか逝っちゃってるな~と思えるけど、その分ピュアな思いも存在してる。特に刑務所長と安藤のやりとりは絶品なり。
色々イメージ画像って感じの場面展開があるので、何となく舞台ものって感じもするつくり。
テーマは大まじめだし、結構重たい話だと思うんだが、まあ、腐女子なら一回くらい観てみてくれたまい。
別に退屈はしないと思う。好みは別れるだろうけど。
……嫌いな人は退屈かな?