結婚式編
先日の旅行で岡山にも行ったのですが、そこで宿泊したTホテルの隣には小さな教会がありました。残念ながら夜遅くだったので、中に入ることはできなかったのですが、ちょこっと小咄を。
悠季「圭、ほら。こんなところに教会があるよ」
圭「おや、小さな教会ですね。僕らの結婚式でも挙げますか?(笑)」
悠季「・・・バカ(///)。ねぇ、中に入ったらマズいかな?」
圭「いいのではないですか?入ってみましょう」
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悠季「誰もいないね・・・・・・すごく静かだ・・・」
圭「えぇ。教会に入ると、自然と何かを祈るような気持ちになるから不思議です」
悠季「あっ、君もかい?僕も今、そんな気持ちになった。えっと、ここに膝立ちになればいいのかな?」
圭「そうです。何を祈るのです?」
悠季「言ったら意味ないじゃないか(笑)」
〇
悠季「(何か、視線を感じる・・・)わっ、圭!なんで僕の方を見て祈るんだよ! しかも、そんな真剣な目で!普通は前を見て、だろ?」
圭「いえ。僕が祈るとしたら君にですから」
悠季「?僕に・・・?」
圭「はい。僕にとって祈るに足ることは、音楽のこと、そして君のことです。
音楽についてのことは、僕は自力で全ての夢を実現させようと思っていますので、神などに祈る気はありません。しかし君についてのことは・・・君に祈るほかない。どうか、一生僕を愛してくれますようにと。どうか、一生共に歩んで下さいますようにと。どうか、僕だけを見ていて下さいますようにと・・・・・・」
悠季「・・・だとしたら、僕も君に向かって祈らなくちゃいけないな・・・」
圭「悠季・・・では、祈るのではなく『誓い合う』ことにしましょう。
さぁ、悠季、僕と向かい合って」
悠季「えっ?うん」
圭「悠季、一生僕を愛し続けると誓いますか?」
悠季「はい、誓います。圭、ずっと僕と一緒に人生を歩んでいくと誓う?」
圭「はい、誓います。これからも、僕だけを見つめ続けていくと誓いますか?」
悠季「はい、誓います」
圭「では、誓いの口づけを」
悠季「うん・・・」
――――――――
悠季「結局、結婚式になっちゃったじゃないか」
圭「ふふふ。では、今夜は初夜に?」
悠季「圭!もうっ、君には勝てないよ・・・ホテルに戻ったら、一緒にお風呂に入ろうか?(///)
圭「はい、悠季vvv」
二人の愛が永久なるものでありますように
fin
小咄じゃないや(汗)ごめんなさ〜い<(_
_)>