浴衣バージョン・縁日のお帰り編
浴衣……青姦に最適なアイテム。
なんて話をしていて始まっちゃったリレーです。
冗談で始めたので、のっけからそのシーンなの。
前後は勝手に想像してください。
「ああ悠季……僕のここ、君が欲しくて、どうしてもガマンできないのですが……」
浴衣越しに握って、大きさを見せつける圭に、悠季は思わず辺りを見回した。
延々田んぼが続く、何もないあぜ道である。確かに人はいないが、だからといってするのによい環境とは言えない。
「なっなにいってんだよっ」
「君の……浴衣姿はインキュバスの妖力よりも強力な誘引力を持っています……」
すっと背後に回って悠季を抱きしめた圭は、腰を微妙に揺らしながら、悠季の締まった臀部の形を、己の熱く焼けた刀剣でなぞった。
「ばっ! よせっ! そんなのここで押しつけてくるなっああっんんっ」
悠季の声に熱い喘ぎが混じったのをしおに、くるんと彼の身体を翻し、股間をまさぐるように猛った己を忍ばせる。
「君のも……硬くなっているようですが……」
たくし上げた浴衣の裾は、糊が効いているせいもあって身体を滑る質感さえも快感になる。
「君が……あふっグリグリしてくるか……らぁんんっ」
(by山田)
「あっ・・・圭っ、やだっ・・・あぅんっ!」
後方を圭の猛ったものが刺激し、手は胸元と前に回されている。
喘ぎを押さえようとしても、圭の手は容赦なく悠季を攻めたて、快楽へと誘っていく。
「そんないい声を出されては、我慢などできませんよ、悠季・・・」
もう浴衣は、かろうじて帯でとまっているだけだった。
襟足は肩まで落ち、裾は開かれている。
「やっ、ぅん・・・くっ・圭っ・・・」
「悠季・・・」
圭は自分の浴衣の前を開き、悠季の裾をめくり上げた。
ただただ真っ直ぐとのびたあぜ道で、鈴虫と蛙と、艶やかな声音が啼いた。
(byあやかさん)
「あ……圭……け……い……」
潤んだ瞳がめがね越しに圭を見上げた。
紅潮した頬は、常識と非常識の間を揺らぎつつ、かなり非常識に傾いできているのを示していた。
「悠季……誰もいませんし、僕が……支えますから……お願いです……」
熱い息を耳元に吹き込みながら圭は最後の常識を突き崩そうと必死だった。
すでに限界に近づいた逸物は、先走りを垂らして浴衣に染みを作っている。
「悠季、足を……絡めてください」
そっと腰に伸ばした手にぐっと力を込めた。向かい合い、、見つめ合い、まずはうっすら開かれて今にも熱のこもった吐息が漏れそうな唇を蹂躙する。
戸惑うように逃げていた舌も、終いにはむさぼるように絡んできて。
ゆっくりと悠季のつま先が地から離れる。
足先が圭の膝裏を浴衣越しに撫でた。
「う……っ、悠季!」
押しつけられた腰を、尻肉をつかむように支え持ち上げる。
腹部に当たる悠季のもの……帯に絡んでプルンと震えた。
(by山田)
圭の手が素早いピッチで悠季のものを扱きだした。
のどかなあぜ道の暗闇に甘い悲鳴が溶け込む。
「あっ・んっ・・・あぁぁぁっ、圭っ!」
愛しい恋人の名と一緒に、悠季は自分の中の熱い液を放った。
圭は、待ちきれぬようにそれを悠季の蕾に塗り込む。
「悠季・・・っ」
たまらない気持ちで悠季を抱きしめながら、圭は自分の怒張をグッと差し込んだ。
指での前戯ですでに柔らかくなっていたそこは、貪欲に圭を呑み込んでいく。
「はぁんっ・・・圭っ、圭っ!」
全てが収まりきり締め付ける柔壁に爆発の危機を感じながら、小刻みなストロークで感知している悠季の前立腺を擦り立てた。
イったばかりの悠季の生殖器は、そうとは思えないほどの勢いで勃ち上がり始めている。
5本の指を巧みに動かして前を責めながら、後ろを激しく突き上げる。
絶え間なく上がり続ける淫らな喘ぎ声と包み込むように蠢く中の感触。
圭は、目の前に快感の閃光が走るのを見て、己の限界を感じた。その時。
「あんっ、圭っ、もうっ!イクッ、イっちゃうっ!」
同じく限界一歩手前の裏返った声で悠季が訴えた。
圭は、最後の理性を振り絞り、痙攣し始めている逸物に喝をいれた。
「悠季っ!いいですかっ?僕もっ、あぁ、悠季っ!」
「圭っ、圭っ、圭っ!はぁ、あん、あっ、あっぁぁぁ!」
「悠季・・・っ!もうっ、だめだっ!イきますっ!」
「あっ、あっ!あぁぁぁぁぁっ!」
青い浴衣を、淡い白濁色が染めていく。
グッタリと互いを支え合う二人を、汗ばんだ浴衣が包んでいた。
(byあやかさん)
圭ならどこでも始められちゃうでしょうってね。
刺激受ければすぐ可能になっちゃう、恐るべし絶倫男。