2005/07/20(Wed) 23:26:36 |
飛び込みの新患が、最後の人に。 彼女は前に通っていた人の奥さんで、60才代なんだけど、今日が初めての歯医者さん。 症状は何か硬いものでも食べたのか、歯にひびが入り、中の神経が腐っていたための腫れと痛み。 ひびが入った時点で、しみるとか訴えてくる人が多い中、この人は神経が死んじゃうまで気づかなかったという。 多分、歯医者にかかったことがないので、虫歯の痛みに関して今一認識不足だったのではないだろうか。 さすがに綺麗な歯並びで、虫歯に悩まされることなく半生を過ごしてきただけのことはあるが、今現在は歯槽膿漏の症状が。 つまり、自己管理だけだと、歯磨き苦手な部分などが集中的にダメになるのだ。 この人の場合も全体の手入れは普通なのに、特定の場所だけ沢山歯石が溜まってたりする。やり損ねるのが癖になってる場所なんだろう。 今回の痛みとは関係ない部位だったが、これからダメになりそうなので、一応指摘だけしておいた。 まあ、初めての歯医者経験が、元々痛いところを痛くない状態に持っていく治療だったので、導入は楽な症例かも。 怖いでしょ?ってきいたら、それはもちろんて答えてた。 子供の頃から、多少なり歯医者経験があった方が、大人になってから気持ち的に免疫が出来ていて、何かあったとき酷くならないうちに歯医者に行こうと思うものである。 表彰されるくらい良い歯でも、たまに定期検診なり歯石除去なりで歯医者を訪れることをおすすめする。 今回の患者も、数年に一度くらい検診受けて歯石取ってれば、今も表彰されるくらいのコンディションで過ごせたはずだ。 歯槽膿漏なんかと縁なくね。 |
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